てなぐさ

ほんの手なぐさみ。1LDKの手仕事つぶやき。(ベランダガーデニング DIY ハンドメイド)

花かんざしとハナカンザシとヒロハノハナカンザシ

とってもややこしい花たち

タイトルにした花かんざしとハナカンザシとヒロハノハナカンザシは全て違う植物です。

 

花かんざしとハナカンザシは名前から、

ハナカンザシとヒロハノハナカンザシは花姿から混同されがちな植物。

 

花かんざしは通名

ハナカンザシとヒロハノハナカンザシは和名です。

 

3つともオーストラリアが原産地で、同じローダンセ属に属しています。

 

 

ローダンセ属(Rhodanthe)

またはローダンテ属とも言います。

外国語をカタカナに直すので表記にブレが出ています。

ダイとダイのような関係。

2つに意味の違いはありません。

 

ローダンセ=ローダンテ

 

 

ローダンセ属に分類される植物は数十種類あります。

その中でよく知られる植物が先に挙げた3つの花たち。

 

ローダンセ属に分類されている植物の多くはかつて別属に分類されていました。

その名残もありまして名前がブレブレの花もあります。

 

調べてまとめました。

 

 

違いと見分け方

 

花かんざしとハナカンザシとヒロハノハナカンザシの見分け方はそう難しくありません。

ただ名前がややこしいだけ。

 

花かんざし

学名:Rhodanthe anthemoides(ローダンセ・アンテモイデス)

別名:ヘリプテラム(ヘリプテルム、へリプトラム)・アンテモイデス(Helipterum anthemoides)

 

別名ヘリプテラムはかつて分類されていた属名です。

 

白と黄色い花色で花弁は丸っこい形をしています。

花弁の尖った品種はペーパー・カスケードと呼ばれます。

葉はこんもりと茂るように伸び、

花後の切り戻しを行わない場合倒れながら広がります。

 

温室栽培の苗は12月から咲き始めるため、冬花壇にとっては貴重な存在。

 

 

ハナカンザシ

学名:Rhodanthe chlorocephala(ローダンセ・クロロセファラ)

別名:アクロクリニウム(アクロクリニューム)・ロゼウム(Acroclinium roseum)、ヘリプテラム(ヘリプテルム、へリプトラム)・ロゼウム(Helipterum roseum)

 

たくさん名前がありますが日本ではおそらくアクロクリニウムが一番使用されています。

 

アクロクリニウムとヘリプテラムはかつて分類されていた属名です。

和名よりもアクロクリニウムやヘリプテラムの名が有名ですが、かつての属名ですので旧名称と言えます。

 

花弁の色は白・ピンク・濃いピンク、花の中心は黄色・黒と色幅があります。

 

葉は細長く茎は垂直に伸び地面近くから脇芽が出てよく分岐します。

ヒロハノハナカンザシと比べて茎がしっかりしていて切り花に向きます。

 

 

ヒロハノハナカンザシ

学名:Rhodanthe manglesii(ローダンセ・マングレシー)
別名:ヒメカイザイク(姫貝細工)

 

和名よりもローダンセと呼ばれることが多いようです。

属名がそのまま通名となっています。

ヒロハノハナカンザシはローダンセ属のタイプ種(基準となる種)です。

 

花はハナカンザシとよく似ています。

花色は白とピンク。

ピンクの花は花弁の付け根が濃いピンク色のものもあります。

花の中心は黄色。

蕾が付く頃は俯いていて、花開く頃に上向きます。

 

丸い葉が特徴。

広葉のハナカンザシの名前の通りハナカンザシと比べて広めの葉っぱをしています。

茎は細く蔓のように波打ったり曲ったりしています。

 

 

あとがき

花かんざしとハナカンザシとヒロハノハナカンザシは通名や和名や旧属名などが入り乱れたり、花が似ていたりでややこしい花たちです。

 

名前が安定しない原因は園芸植物として知名度がまだまだ低いことが一因でしょうか。

ドライフラワーはよく見かけますが園芸店では花かんざし以外中々見かけません。

 

まとめ中に見つけたヒロハノハナカンザシの蕾はとってもかわいかったので是非一度育ててみたいものです。

 

 

それでは!